Kenta Brewingはマーケティングのノウハウを提供することで、企業や行政、モノやサービス、個人、NPOやNGOといった組織の、成長と成功に貢献していきたいと考えています。
全てが飽和状態にあるこれからの時代、モノやサービスがお客様に選ばれるには、“ブランド”として認知されること。これ以外に方法はありません。
ブランドではなく商品として認知されている以上、競合と比較され続けます。指数関数的にデジタル化が加速している中、お客様が比較する情報は、無限にあります。そして、ものづくりが得意な日本において、また選択肢がグローバル化している状況下において、商品力で差別化するのは極めて困難です。
お客様は、モノやサービスを相対的な“好み”で選んでいます。好みは、モノやサービスの体験から得られた感情の蓄積により形成され、ブランドとしてお客様の中に認知されていき、その強さであるブランド力によって、選択します。
私は、マーケティングを職能とし約16年間生きてきましたが、たどり着いた答えはシンプルでした。ビジネスのゴールは「ブランド力でお客様に選ばれる」ことです。これを意図的に行っていくことを、ブランド戦略と呼びます。
ブランド戦略の実行プロセスがブランディングです。そしてブランディングとは、非常に狭義であるロゴやクリエイティブやCMをつくるというプロモーションの一部のことではありません。
ブランド戦略に基づくブランディングとは、ヒト・モノ・コトの存在意義にあたる本質的な価値を、消費者にとって比較できない価値にする、あらゆる取り組みを指します。
ブランディングには「左脳の論理的考察」と「右脳の情緒的考察」の両方が、必ず必要です。私は、論理を前提としながらも、ヒトが持つ情緒的価値観に強い興味があり、どうすれば伝わるのか?それは何故なのか?その作戦を考えることに心からワクワクします。
ブランド戦略の効果は素晴らしいですが、それを考え実装していくのは簡単ではありません。強い覚悟と熱意、また本気で考え抜く生みの苦しみが必要です。ただしそれは、本質的なため、やりがいに言い換えられるとも思います(笑)。
私がアニヴェルセルというブライダル企業にいた頃、今で言うCMOというポジションでこのブランド戦略のグランドデザインを描き、実践し、業界トップのブランド力にする経験を得ることができました。
このブランド化は、偶然の産物ではなく、確実性が高い再現性のある戦略です。私は、このノウハウを提供することで、元気のない今の日本をなんとかしたいと思いました。
ブランド戦略をつくり、数々の施策を実践しながらブランド力を高めることで、ブランドとして認知・選択されるようになり、いち消費者がファンになってくれて、そこで働く人たちが誇りを持ち、モノやサービスや企業が…愛されるブランドになる。やがて日本を代表し牽引する強いブランドに育ち、そんなブランドが増えていく。
それが、私が創業した理由であり、叶えたい夢です。
これを実現できるのは、モノやサービスをつくっている人たちです。
私はこれから、そんな人たちと一緒に悩み、汗をかき、喜びながら、伴走するというスタイルで「ブランド力で選ばれようになる」ゴールを目指し、大好きなブランドを増やしていければと思います。
ブランド戦略という武器で、正しい差別化を。
ぜひ、共に。