私は娘の誕生を機に、子供の頃からの夢だった海街へ引っ越すことを決めました。自然が豊かで部屋からは海が見えること、古い家をリノベーションして住むこと、この2点を条件に縁のあった今の家に家族3人で住んでいます。
原風景の毎年行った家族での海水浴旅行、バイクにテントを積んで日本を旅した体験、役者として演じることに全てをかけ没頭した年月、バックパックで1泊300円の安宿に泊まりながら世界を放浪した体験、WebサイトやWeb広告をつくる仕事の楽しさ、徹夜で提案書をつくる生みの苦しみ、戦略をつくり物事を動かすビジネスの醍醐味、チームや組織をマネジメントすることの難しさ…そういったこと全てが、今のライフスタイルと、創業という選択を選ぶ私の価値観をつくりあげました。
Value Factor(バリューファクター)をご存じでしょうか?自分の認識・決定・行動・感情を形作る自身の真の推進力。「自分の最高価値」と呼ばれるものです。やめろと言われてもやってしまう行動、圧倒的なモチベーション、そういった欲求の源泉。
私のValue Factorは「構造の理解」と「物語をつくる」です。
私は、大きなライフスタイルの転換を機に、このValue Factor=最高価値を基にして、自らの存在意義を考え直しました。
私は約16年間マーケティングを生業として生きてきましたが、その中で、チームや組織、事業やブランドが機能不全になっている現場を数多く見てきました。その要因のほとんどは「対話の欠落」でした。どんなに多くの予算があっても、優秀な人材がいても、理路整然とした戦略や事業計画があっても、対話が重視されていない現場では、脆くもビジネスが崩壊していきました。
この本質的な構造の欠陥を捉えずにビジネスを推進しても、マーケティングも経営も機能しない。チームも事業もブランドも、対話が無ければ持続しない。これをなんとかしたいと強く思ったのが創業のきっかけです。
また、全てが飽和状態にある今の時代、モノやサービスが消費者に選ばれるには、“ブランド”として認知されること。これ以外に方法はありません。「ブランドという比較されない仕組みをつくること」。これをブランド戦略と呼びます。
“ブランド”ではなく商品として認知されている以上、競合と比較され続けます。指数関数的にデジタル化が加速している中、消費者が比較する情報は、無限にあります。そして、ものづくりが得意な日本において、また選択肢がグローバル化している状況下において、商品や価格で差別化するのは極めて困難です。これからは「ブランドで差別化する」ことが企業にとって最も効率的かつ効果的な戦略であり、また消費者にとっては、情報比較から解放されて「欲しいものが選びやすくなる」という大きな価値になります。
「対話を生む、持続可能なブランドをつくる」。これを自らの存在意義、そして社会への提供価値とすることで、日本をもっと元気にしたい。そこで働く人たちの笑顔を増やしたい。選んだ人がHappyになるブランド・企業を増やしていきたい。そんな想いで、Kenta Brewing /ケンタブリューイングを創業しました。
企業がブランド力を高めることが、日本を元気にする。
ブランドとは選ばれる為の仕組みです。
仕組みづくりには、手間と暇、対話が不可欠です。
私はこの仕組みづくりを
大好きなビールをつくる「醸造」になぞらえて
屋号を、Kenta Brewing/ケンタブリューイングとしました。
これから世界は、さらに大きく、さらに速く、変わっていきます。
WhatやHow起点のビジネスモデルは、現実的でしょうか?
ヒトや対話にフォーカスしない組織が、生き残れるでしょうか?
建前を発信し続けるブランドを、消費者はこの先も選ぶでしょうか?
Whyから始める本質的な取り組みこそが
これからの競争の源泉になります。
強いブランドを醸造することで、日本を元気に。
人々をHappyに。
企業がブランド力を高めることが
日本を元気にする。
ブランドとは選ばれる為の仕組みです。
仕組みづくりには、手間と暇、対話が不可欠です。
私はこの仕組みづくりを
大好きなビールをつくる「醸造」になぞらえて
屋号を
Kenta Brewing / ケンタブリューイング
としました。
これから世界は
さらに大きく、さらに速く、変わっていきます。
WhatやHow起点のビジネスモデルは
現実的でしょうか?
ヒトや対話にフォーカスしない組織が
生き残れるでしょうか?
建前を発信し続けるブランドを
消費者はこの先も選ぶでしょうか?
Whyから始める本質的な取り組みこそが
これからの競争の源泉になります。
強いブランドを醸造することで、日本を元気に。
人々をHappyに。